大分レポート、クリテリウム編

③ レース当日(クリテリウム

クリテリウムレース当日、朝は肌寒いくらいだったが時間を追うごとに暖かくなる。
このところのJプロツアーはずっと雨続きで、気が滅入っていたが今日はカラッと晴れ清々しい。
会場ではスタッフの壇さんとメカニック加藤君と合流。

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クリテリウムのコースは1周1kmを30周回。
コースは定点(機材ピット)からほぼ見渡せるのでスタッフ的には楽チン。
クリテはチームカーの追走はないので地上スタッフとして待機。
代輪を準備しレース開始に備える。
選手は各自ウォームアップを行い、その後サインボードに出走サイン。
そのまま檀上でチーム紹介。監督も壇上へ。。。1チーム持ち時間2分との事で関係者から煽られるが進行役の絹代さんは冷静に、「記念撮影くらいしましょう!」と会場のお客さんに促していただく。流石はその道のプロフェッショナルと感心してしまう。

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市民パレードの後、レースがスタート。自分はミキさんと共に代輪を抱えシケイン近くの機材ピットへ。

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レース開始からしばらくの間はペースが早い。前方をShimanoレーシングトレインがコントロール。VC卒業生のナカータが先頭で集団を強力に牽く。地元出身の黒枝選手を全力でサポートしている!その後数周してコース中ほどのシケイン区間でさっそく落車発生。VCのメンバーは巻き込まれていないが若干中切れ気味となる。
レースは終始早い展開の中、位置取りに苦労している各VC選手たちは集団後方で消耗。その後力尽きていく。

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「今日のエースです」と私が壇上で言った桐野選手(キリP)はヘアピンでの落車の影響で完走叶わず。残念!
そんな中佐藤代表は終始しっかりと集団中ほどをキープし続け、気合の走りで無事完走。
28位/51人完走。(94名出走)
今日のクリテリウムUCIポイントが付与されないエキシビジョンだった為か、TOPチームでも翌日のロードを狙っている選手などは早々に降りていたりし、各チームの思惑を垣間見る。
客観的にレースを見た感想として、いつものJプロツアーのようにクラブチームが沢山居ないためトッププロに交じっての位置取りが難しそうであった。国内トッププロチームもクラブチームには易々と譲ってはくれず、そこにはかなり強い精神力が必要だったはず。
クリテリウムであってもこれだけのスピードに対応するにはしっかりとした地脚が必要なのだと改めて感じた。上辺の調子だけではごまかせないだろう。
レース後は少し遅めの昼食をエリート選手含めた全員でとり、その後翌日曜日のロードコースを車で試走。コースの一部、公園内などは通行できず車で周れる箇所だけ。

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第一印象では「かなりキツそう」なコース。

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コースの1部から海が見えた!

それと一般道を一部規制し途中ショッピングモールの端をかすめるのだが、日曜日の昼間の混雑時間帯に交通規制が入り地元住民から苦情が出なければ良いが。と変な心配をしてしまう。
来年以降もこの大会が継続していくためには地元住民の理解が必要であろう。

夜はホテルで夕食しそのまま夕食会場で翌日曜日のミーティング。

チームカーに乗る自分、壇さん、加藤君で簡単にレース中のシュミレーション。
とにかく初めてづくしなので不安は残るが、まぁ何とかなるだろう(笑)

つづく。