大分2連戦

昨年までJプロツアーとして行われていた大分2連戦。
今年からはUCIレースに格上げされての開催。
本来UCIレースはコンチネンタル登録を行ったチームが出場するものだが
今回は地元クラブチーム枠ということでVC FUKUOKAも参戦。
サッカーならJ1リーグJ3のチームが参加するようなものか?
チームとしては初のUCIレースとなり大変貴重な経験を積むことが出来た。
土曜日に行われた「おおいた いこいの道クリテリウム」は昨年までと同様、大分駅前の好立地での開催。純粋な自転車ファンだけではなく地元の子供からお年寄りまでが通りがかりにふらっと見渡せるというロケーション。
併催されていたマルシェなども含めイベントとしても大変盛り上がりを見せた。
翌日曜日に開催された「大分アーバンクラシック」は大銀ドーム周辺の住宅街や幹線道路を使った1周10kmのコースを使い全15周。150kmで行われた。
試走時に1周回クルマで走った感想は、「良く地元の住民や警察の許可が下りたなぁー!」。そう感じるほど地元の生活道をくまなく使っている。途中大銀ドーム周辺の公園内に入ったり、そこから幹線道路に出たらまた私道のような細い道に入ったり。。つねにアップダウンがありコーナーは緩やかな個所から非常にタイトな場所まで。感覚的には1周10kmのクリテリウムといった感じか。
UCIレースに慣れているプロコンチームとは違い、何もかも手探りでの参戦となった今回、とにかくさまざまなことを経験し学ぶことが出来た。今回自分は初めての監督業を仰せつかり、他チーム監督とのコミニュケーションやチームカー運用での暗黙のルール。
実際にチームカーを運転しながら感じた事などを数回に分けてレポートしていきたいと思います。

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① 準備編
VC FUKUOKA代表の佐藤さんから監督の打診を頂き、ようやく「日体協自転車競技コーチ」の資格が活かされる時が来たー!と思っていたのだが、JCFのアテンダント登録をしていなかった為、急遽国際ライセンスを取ることになる。。UCIレースに有効となるマネージャー(監督)のUCI IDを取得するために。
自分の所属する栃木県車連の大島さんには夜な夜な電話で相談させて頂き大変お世話になりました。またJCF担当者様とアーバンクラシック事務局様が迅速に対応して頂きました。皆さまありがとうございました。

② レース前日まで
UCIレースは前日に全選手のライセンスチェックを指定の時間に行わなければならず、金曜日朝一に大分空港までフライト。約1年ぶりの成田空港。LCCは第3ターミナルなのだがいつ行っても疎外感を感じてしまうロケーション。昨年のツル沖の際時間ギリギリにチェックインしたら、危うく飛行機に乗せてもらえないかという程航空会社の押しが強かったので今回はかなり早めに搭乗口へ。
約2時間のフライトで大分へ。チームカーにピックアップして頂き受付会場となるレンブラントホテルへ。

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それほど広くない会議室の中に机が整列。主催者側と向かい合う形でチーム代表者が座っている。あまりせかせかしている雰囲気はなく各チーム監督間の情報交流会と言った感じ。
受付は座った並び順ではなく、強いチームに先を譲る。。という空気(笑)
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到着した選手たちはカラダを解すべく軽く実走で足を回しに。

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その間に自分は受け取ったゼッケンやタグ、その他もろもろを確認しホテルへ戻る。
夕食前にチームプレゼンテーションが有り、何やら結婚式場の大広間のようなところで開催される。プレゼンテーションって選手が登壇するくらいであろう、と甘く見てたら全チーム選手と監督が登壇し、監督が意気込みを話すというかなり立派な感じ。
何も考えていなかった自分はかなりきょどってしまいました。
UCIツールド熊野ではこんな場は無かったのだが。。。。!

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良い経験となりました。
その後夕食までの間に明日以降の時程確認やUCI特有のルールについてのミーティングを行う。
その後また同会場にて夕食を済ませ初日は終了!

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つづく